「さっきから何だ?」 クスクスと笑う私を見て 苦笑いをするオーナー。 「クス。何か意外だなって思って」 「何が?」 「…ま、気にしないで。それより…指輪、嵌めて欲しいな」 私は指輪の入っている箱を差し出す。 オーナーの手で嵌めて欲しいの。 私はオーナーの婚約者だという証。 「ああ。忘れてたな」 クスっと笑い指輪を取り出すオーナー。 どんなにしっかりしている人でも こんな一面もあったんだね。 オーナーの事…。 また一つ。 知る事が出来たね。