契約から繋がる-Ⅱ-


「あぁ…あれなら捨てた」

「……え?」

「もう必要ないからな」

「でも……大切な物だったのに…」

「俺は、お前と腹の子以外に大切な物なんてない。これから先ずっとな」


オーナー…。
今の言葉…すごく嬉しいよ。
私をじっと見つめるオーナーの瞳。
嘘偽りのない瞳。


「…ありがとう」

「嫌、礼を言うのは俺の方だ。今まで…苦労した中で傍に居てくれてありがとうな」


オーナー…。
今までのどんな言葉よりも
今の言葉が…。
すごく嬉しいよ。