契約から繋がる-Ⅱ-


「慣れだ慣れ。そのうち慣れるだろ」

「ん〜。だといいけど…」

「よし、着いた。家入ってゆっくりしような」

「うん。ありがとう」


車から降りると
私達は部屋へと入った。


オーナーに手を引かれ
私は寝室に入るとベッドへ横になり
オーナーを見つめた。


「オーナー……この前はごめんなさい…。指輪なんだけど…持っててくれていいから」


結衣さんの唯一の思い出の指輪だもん。
もう、私は平気だよ。
オーナーが傍に居てくれるんだから。