契約から繋がる-Ⅱ-


優しく頭を撫で続けるオーナー…。
私はただひたすら泣いていた。


「…また、一から頑張ろうな。俺も、頑張るから」


「ヒクッ…一…から…?」


「…俺、仕事をやめた。昨日から、新しい奴に仕事の引き継ぎをしていたんだ」


それで…帰りが遅くて…。
時計ばかり気にしていたんだ…。


オーナーが……オーナーを…やめる…?


本当に…それでいいの…?