契約から繋がる-Ⅱ-


「……オー…ナー…?」

「………里菜」


寝ている私の頭を撫でながら
オーナーはじっと私を見た。


「…赤ちゃん……どこへ…行ったのかな…」


「……中絶は…していない…」


「……え……うそ…」


「…本当だ。俺が止めた」


「……どうして…」


「ギリギリ間に合ってよかった……」


私が慌てて体を起こすなり
ギュッと力強く抱きしめるオーナー。