契約から繋がる-Ⅱ-


「何言ってんの。お前」

「だって…大切そうに持ってるみたいだから」

「まだ俺の事、信用出来ないのな」

「それは。そんな物持ってるからだよ…。そんな大切そうに持ってるから…」

「…大切そうか……」


何で…そんな顔をするの…?
そんな目で…。
愛おしそうな顔で
指輪を見ないで…。


「…捨ててよ。いらないなら…今すぐ、そこのゴミ箱に捨ててよ…」


私…最低だ…。
今、すごく苛々してる…。