「…………………」 私は黙ったまま車を降りて部屋へ向かった。 もう…これ以上 何を言っても同じ…。 私達の溝は深まるばかり…。 これ以上…溝を深める訳にはいかない…。 毎日、少ししか会う事出来ないのに…。 揉め事なんて…嫌…。 部屋に入ると さっきの指輪を眺める。 この指輪は…。 一生に一度…大切な人に贈る物…。 それを…オーナーが持っていた…。