「僕の名前はーー」 「皇城だろ。分かってる。」 「古いあだ名で呼ばないでくれよ。王子様って 呼んでくれるかな」 間髪入れず、 「きっっっっっっしょく悪いわぁぁぁぁあああ!」 「なんならエスコートもするから」 「どこまで?」 「教室まで」 まだ教室まであと二、五秒ー。 彼の考え頭用が分かる。 「お姫様抱っこして行った方が1秒縮まるよ。」