ぼくと世界とキミ


あれからどれだけ時間が経っただろうか。

いくら待っても……男が現れる事は無かった。

昼が過ぎ……日が沈み始め、辺りが徐々に暗くなっていく。

空が闇に覆われていくにつれ、昨日の恐怖が蘇ってきた。

……怖い……でも……

ギュッと目と瞑り、膝を強く抱える。

……僕は待ち続ける。

……あの人が現れるまで。

不安に押し潰されそうな心の中で……そう強く誓った。