嘘つき恋愛




「どうした?」


まー君の声で我に返った。


だめ!最後の帰り道なんだから、ちゃんと思い出つくらなきゃっ



「ごめん、ごめん。明日が楽しみすぎて妄想しちゃったやっ」


そう言って笑ったけど、本当は




「そっか、俺もすっげ楽しみ!」



全然、楽しみなんかじゃなくて



「そ―いえばどこ行くの?」


「遊園地行きたくないか?」



クリスマスが、来なければいいとさへ



「行く―――っ」


「じゃぁ決まりだなっ」



思うようになったんだ。