嘘つき恋愛




あっ!と、突然声を上げたまー君。
そしてぱっとあたしを見て照れくさそうに笑いながら言った。


「なぁ、イブイブの日、暇?」


「………イブイブ?」


なにそれ、聞いたことないんだけど…





「イブのイブ。だから、23日の事。」



あ―、そういう事か。
イブイブの日…なんか、なんかっ



「可愛い…っ、ふふっ」



まー君がそんな事言うなんて…可愛すぎ!



「だ―、もぅうっせ。暇?つか暇じゃなくても、遊ぶぞ。」


「…うんっ!」



久々に、俺様が顔をだした。
やっぱりその方がまー君らしいかも。




「じゃぁ、23日と24日デートだよね?…すっごい楽しみ。」


「ボソッ俺は楽しみなんかじゃない。」


「ん?なんて?」


「や、別に。楽しみだなっ!」





あたし、まー君を1ヶ月近く見てきたんだよ?



無理に笑ってる事くらい…わかるんだから。