想い出はいつも雨

裕一、明かりを消す。

修治「兄ちゃん」

裕一「うん」

修治「兄ちゃんは、美咲さんの事、どう思ってるの?」

裕一「どう思ってるのって」

修治「昔、付き合ってたんだろ。まだ、好きなの?」

裕一「修治。俺、お前にまだ言ってなかったけど、結婚するんだ。だから母さんに報告する為に来たんだ」

修治「・・・そう」

裕一「ああ」

○図書館

雨が降っている。

美咲が暗い顔で本の整理をしている。

かおり、美咲の様子を見ながら仕事をしている。

かおり「暗いぞ、美咲」

美咲「えっ」

かおり「朝からずっと暗い顔して。何かあった?」

美咲「ううん、心配かけてごめんね」

図書館に裕一が入って来る。

かおり、裕一に気付く。

かおり「美咲、珍しく、良い男が来たぞ」

美咲、裕一に気付く。