想い出はいつも雨

修治「そっか」

美咲「うん、だから」

修治「あっ、全然気にしなくていいよ。俺、こういうの慣れてるから」

美咲「修治君、ごめんね」

修治「じゃあ、行くね」

美咲「うん」

修治、走り去る。

○修治の家・修治の部屋

雨が降っている。

修治が横になっている。

下から母の声が聞こえる。

母の声「修治、お兄ちゃんを駅まで迎えに行ってくれない。雨降ってるし、荷物あると思うから」

修治「一人で来れるよ」

母の声「いいからお願いね」

○図書館

雨が降っている。

美咲とかおりが働いている。

かおり「また雨ね。最近多いな」

美咲「しょうがないわよ、こればっかりは」

かおり「せっかくの早上がりなのに、もったいないとか思わないの?」

美咲「たまにはいいんじゃない。ゆっくり休めて。私もそろそろ、いい歳だし」

かおり「何よ、それ。言ったな」