想い出はいつも雨

修治「ごめんなさい。いきなり変な事聞いちゃって」

美咲「好きな人か。忘れちゃった。じゃあ、今度は私が質問。今日は私で良かったの?
学校に好きな人とかはいないの?」

修治「好きな人は・・・」

美咲「好きな人は何?いるの?」

修治「秘密です」

美咲「わぁ、ずるい。そこまで言っておいて。隠すなんてずるいよ。答え気になっちゃ
うじゃない」

修治「さあ、行きましょう?ゆっくり休んでたら夏祭り終わっちゃいますよ」

修治、立ち上がる。

美咲「ずるい、逃げたな」

美咲、立ち上がろうとして、体勢を崩し、修治に向かって倒れ掛かる。

修治、美咲を受け止める。

美咲「あっ、ごめんね。今、どくから」

美咲、動こうとするが足首が痛む。

美咲「イタッ」

修治「大丈夫?」

美咲「足、ちょっとひねっちゃったみたい。ごめんね」

二人、近い距離で目線が合う。

修治「・・・」

美咲、ゆっくりと修治から離れる。