想い出はいつも雨

修治「何で俺が?」

母「いいじゃない。あんた暇なんだから」

修治「暇じゃないよ。こう見えても受験生だぜ」

母「分かってますよ。じゃあ、お願いね」

○同・兄の部屋(同)

修治がいる。

部屋にはたくさんの荷物が置かれ、物置状態になっている。

修治「まったく分かってないじゃん。強引なんだから」

修治、部屋を見渡し本棚に気付く。

修治、本棚の前に行き、上から下まで本を見る。

○神社・入り口(夜)

夏祭りで人がたくさんいる。

修治が辺りを見渡しながら立っている。

かおりの声「よおっ、少年、待った?」

修治が声の方を振り返ると美咲とかおりがいる。

美咲は浴衣を着ている。

修治「何で、かおりさんがいるんですか?」

美咲「ごめんね。どうしても一緒に行くってきかなくて」

修治、美咲を見つめる。