想い出はいつも雨

美咲「かおり、ちゃんと仕事して。終わらないでしょ」

かおり「はい、はい」

かおり、机から下り本の整理を始める。

かおり「そう言えば、最近来ないね」

美咲「えっ、誰が?」

かおり「修治」

美咲「忙しいんじゃないかな。テストとかあって」

かおり「そうかな・・・」

美咲「何よ、その意味深な言い方」

かおり「別に、ただちょっとね」

美咲「だから何?」

かおり「何でもない。さっさと終わらせて、早く帰ろう」

美咲「もお」

○図書館の前の道(夜)

図書館の明かりは点いている。

修治、図書館前で立ち止まり、図書館を見ている。

図書館の明かりが消え、ドアが開く音が聞こえる。

かおりの声「美咲、早く。若い娘がこんな所にいてもしょうがないから、これから飲み
に行こう」

美咲の声「はい分かりました。付き合います」

美咲とかおりが図書館から出て来る。