気がついたら天才心臓外科医と婚約していました


「おはようございます。」

「おはよう。都。」

「起きるの早いですね。」

まだ朝の5時半だ。

仕事が忙しい広大さんは、遅くに帰ってくることが多い。

疲れているはずなのに、どこにそんな体力が残っているのだろう。

「小学3年の夏休みに、公園で毎朝ラジオ体操をするとスタンプが貰えたんだ。最終日にはティラノサウルスのおもちゃが参加賞として配られた。それが嬉しくて、今でもこの習慣が続いている。」

どうやら広大さんは、恐竜が大のお気に入りらしい。

「そんな行事ありましたね。私は1回も参加したことないです。夏休みはいつもより遅くまで寝ていました。」

「そういう過ごし方も悪くない。」

「私もやってみます。」