気がついたら天才心臓外科医と婚約していました


「素敵なバスルームですね。シャンプーもトリートメントもとても良い香りでした。」

「そうか。」

早急に取り寄せたサクラ&さくらんぼの香りを気に入ってもらえたようだ。

「そうだ。広大さん、シャツを貸してください。」

「シャツ?」

「はい。スーツの下に着るシャツです。」

「わかった。」

俺はクローゼットからストライプのシャツを取りだし、都に渡した。

シャツがどうしたんだ?

アイロンなら、もうクリーニング済みだから必要ない。

「ちょっと待っていてください。」

都は再びバスルームに戻った。

そして太もももあらわに、俺のシャツをワンピースのように着て、戻って来た。