気がついたら天才心臓外科医と婚約していました


俺はスーツから部屋着に着替え、ソファに座った。

バスルームから都の鼻歌が聞こえてくる。

いま都は、一糸纏わぬ姿で・・・

俺は部屋をうろうろと歩き回った。

だからなんだ。

変な気を起こすな。

俺達はまだ仮交際中、プラトニックでピュアな関係を築かなければならない。

しばらくして都がバスルームから出て来た。

濡れた髪をタオルでターバンのように巻いている。

ほんのりと桃色に染まった頬が、素朴な感じで良い。

ちらりと覗かせているうなじも、なんだか色っぽい。