小沢さんは、怒りを込めて私に訴えた。
「君のせいで、広大は俺とまったく遊んでくれなくなった!飲みに誘っても、社交ダンスに誘っても、今日は都ときりたんぽを作るから、今夜は都と落語を聴きに行くからと断られるばかり。あいつは君に夢中になったがゆえに、俺との友情を忘れている。俺の方が、広大とは長い付き合いなのに!」
広大さんは、この人と社交ダンスに通っていたのか。
「あの野郎。いままで女には無関心だったくせに、いつのまにか都ちゃんみたいないい女を掴まえて。いまいましい奴め。」
急に口が悪くなった。
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