「まさかあなた、都がいない時に鬼の居ぬ間に洗濯とか言って、浮気していないでしょうね?」
「そんなことは絶対にしないと誓う。悪事千里を走るからな。」
「信じられないわね。早く化けの皮をあらわしなさい。きっと叩けばほこりが出るはずよ。都に危ない橋は渡らせられないわ。」
「そうは問屋が卸さない。君がどんなに反対しても、俺は都から離れない。」
「そんなこと言って、もし結婚したら都に郷に入っては郷に従え、とか言って、実家のルールに縛り付けるつもりでしょ?」
「結婚しても、都には天馬空を行くように生きて欲しいと思っている。」
「ふたりとも、矛を収めてください。」
都の言葉で、俺と下星川三也子は一旦ラリーを終わらせた。



