何だか誰か私を呼んでる。


「おい、起きろ!」


うーん…?父さんだ。


「あ、れ…?」


「何があれ?だ。もう時間だろ。」

時計を見ると、アラームセットしてない。


「あー超やばい。」


バタバタと起きて、仕度してその横で父さんは孫の着替え。


「ほーら、着替えだよ。ママはお寝坊だねー。」


「ジイジイは?」

「ああ、ジイジイは夜勤明けだから、これから寝るよ。」


「ごめーん。」


私はそういいながら、息子と靴をはいた。


「じゃあ、行って来ます。」


「ああ、気をつけてな。」


あーあ、やっぱり親はありがたい。感謝、感謝。


自転車に息子を乗せ保育園へ。
そして、いつものお仕事…。

頑張って働いて、今度の休みにはどっか遊びに連れていってあげよー。息子の喜ぶ顔を見たいもん。