「あのっ!

私好きなんですっ」


「はっ?」



女のコの言ってることが理解出来なくて間抜けな声を出す。




「隼人くんが好きです!」




さすがに2回言うのは恥ずかしいのか、

顔を真っ赤にして必死で訴えてくる。




「いや、あの…」



「私、隼人くんが“うん”って言ってくれるまで頑張ります!」




それだけ言い残すと女のコは去っていく。






なんだぁ?