ね?って…
そんなんさぁ…
信じれねぇよ…。
って思いつつ見ちゃったからには信じねぇわけには行かねぇし…
「出来ることならずっとずっと隼人くんの側にいたかった。
でもそんなこと出来ないの。
クリスマスまでの約束だから」
「じゃぁっ
なんでオレに会いに来たんだよ!
両思いになったって消えちゃうならなんでっ」
ガラにもなくオレの声は掠れてる。
鼻の奥がツーンとする。
「それでも、隼人くんに会いたかったの。
伝えたかったの。
好きって……。」
ちょっと困ったような顔をしてから1度深呼吸をしてオレを見る。
「好きって言ってくれてありがと。
隼人くん大好きだよっ」
そんな優しい顔で、んなこと言うなよ……。
ゆっくりゆきの体が雪へと変わる。

