「ギャハハハハ!

なんだそりゃ!!(笑」




オレの話しを聞いた裕基が大笑い。




「だから笑い事じゃねェよ!」


「変わった女のコだな?」


「ホント、変わりすぎ」




今朝のことを話してみたものの、

裕基から何かアドバイスがあるわけでもなく。


ただの話しのタネ、といった感じ。



ホントなんだったんだろ?


夢?


まだ寝てたんかなぁ?



寝ながら歩いてたっつーのもある意味スゲーけどさぁ……。




「あ、また雪降ってきた」




裕基の言葉にオレも窓の外を見る。




「ホントだ」




雪といえば今朝の女のコみたい。



真っ白で。


触ったら消えてしまいそうな感じ。