無自覚系お姫様は溺れるほどに愛され中

そんなみっともない俺を羽奈は優しく抱きしめてくれた。
温かな言葉と声と体温で、不純な気持ちだらけだった俺を包み込んでくれた。


そしたらもうなんも要らないわ、全部持ってるからいいやって気持ちになった。


俺は彼女をしあわせにするために転生したのにまるで逆だったんだ。
彼女のそばにいる俺は、いちばんの幸せ者だった。