無自覚系お姫様は溺れるほどに愛され中


「おまえのせいで逆にいい感じになってるから!」


碧葉も羽奈に惚れてる。
絶対このチャンスは逃さないし、最悪羽奈を傷つけるんじゃないかと思った。
そして展開はその最悪な方へ……。
碧葉と羽奈の顔が次第に近づいていく。


大人同士が決めた結婚を拒否できない羽奈はそれを受け入れてしまうかもしれない。


「羽奈、流されちゃダメだ!」


なんでもどうでもよくなって飛び出した。


逆らえない立場なのを利用した碧葉が許せなくて自分がぬいぐるみだっていうことも忘れて啖呵切って……。


やば、終わった……って思ったんだけど頭がキレる羽奈のお陰で俺は最新型ロボットという隠れ蓑を手に入れて堂々と登校できるようになった。


実はしょっちゅう碧葉のところへ喧嘩売りに行ってたのは内緒。そのうち羽奈に全部話すよ。