思わず目をぎゅっとつぶってしまいそうになったその時、後ろから何かが飛び出した。
あり得ないその光景に、血の気が引いていく。
だって、リオ君が私の肩の上から碧葉君に飛びかかろうとしているんだもの。
「羽奈から離れろ」
あんなに釘を刺していたのに、リオ君が人前で、それも碧葉君の前で堂々としゃべっている。
私が止めなかったら碧葉君に突進していったはず。それくらいの勢いだった。
呆然としている碧葉君に、とにかく深々と頭を下げた。
「ごめんなさい、この子はなんていうかその、お守りなんです! うちはお父さんが過保護なのでぬいぐるみ仕様のロボットを持たされてまして……そう! 護衛システムの入ったAIが搭載されてるんです! 今は学校での私の行動を学習させてるところで、まだその途中なのでご、ご、誤作動を起こしてしまったみたいで……ほんとにごめんなさい!」
髪が乱れるのを気にしているどころじゃない。
カミカミなのを恥ずかしがってる場合じゃない。思いつく限りの嘘を並べ立てて何度も頭を下げた。
懲りずに私の手の中で碧葉君にまるで届きそうもないパンチとキックを繰り出すリオ君を見て、さすがの碧葉君も驚いている。
あり得ないその光景に、血の気が引いていく。
だって、リオ君が私の肩の上から碧葉君に飛びかかろうとしているんだもの。
「羽奈から離れろ」
あんなに釘を刺していたのに、リオ君が人前で、それも碧葉君の前で堂々としゃべっている。
私が止めなかったら碧葉君に突進していったはず。それくらいの勢いだった。
呆然としている碧葉君に、とにかく深々と頭を下げた。
「ごめんなさい、この子はなんていうかその、お守りなんです! うちはお父さんが過保護なのでぬいぐるみ仕様のロボットを持たされてまして……そう! 護衛システムの入ったAIが搭載されてるんです! 今は学校での私の行動を学習させてるところで、まだその途中なのでご、ご、誤作動を起こしてしまったみたいで……ほんとにごめんなさい!」
髪が乱れるのを気にしているどころじゃない。
カミカミなのを恥ずかしがってる場合じゃない。思いつく限りの嘘を並べ立てて何度も頭を下げた。
懲りずに私の手の中で碧葉君にまるで届きそうもないパンチとキックを繰り出すリオ君を見て、さすがの碧葉君も驚いている。



