無自覚系お姫様は溺れるほどに愛され中

とりあえず出番までは裏方を頑張るか。
着替えスペースでみんなの手伝いをしてたら、バカ殿メイクのシンタが晴れ晴れした顔で休憩にやって来た。バカ殿って王子様だったんだ……。


「ふぅ、指名ナンバーワンだったわ」


「わかるわ~」
 

みんなから尊敬と感嘆の声が漏れた。


「なぁ、今の時点でもう集金えぐいらしい。打ち上げでファミチキ5個食うぞ、気合い入れろよ!」


会計の途中経過報告にも俄然テンションが上がった。