イリオネスは、アフディーの掌の上で微かに光るカタツムリを見つめ、不思議そうに問いかけました。
「それは……帰還の時刻を知らせるための、計時用のカタツムリですか?」
「うむ。此奴は、『何かに別れを告げる』……そんな時に現れるカタツムリじゃ」
イリオネスはその答えを聞き、眼鏡の奥でパチリと瞬きをしました。
(……自信満々に言っていますが、意味が全くわからない)
理論では計算できないその言葉を、彼女は解析することを諦め、ただアフディーの歩幅に合わせて神殿への道を歩き出すのでした。
「それは……帰還の時刻を知らせるための、計時用のカタツムリですか?」
「うむ。此奴は、『何かに別れを告げる』……そんな時に現れるカタツムリじゃ」
イリオネスはその答えを聞き、眼鏡の奥でパチリと瞬きをしました。
(……自信満々に言っていますが、意味が全くわからない)
理論では計算できないその言葉を、彼女は解析することを諦め、ただアフディーの歩幅に合わせて神殿への道を歩き出すのでした。



