思い出のなかに






「ぅぁ・・・・秋斗・・・・。」






早すぎるよ。



君もまた―・・・私を、置いてっちゃうの?







そうしてる間に、心拍数はさらに下がっていて。







気が付けば―・・・もう・・・・



一ケタに、なっていた。








「ぅあっ・・・・ふぇ・・・っ・・・。」





こんなときでも




泣くことしか、できないなんて―・・・




自分が、腹立たしい。




「・・・っ・・・・秋斗・・・・・。」


私は叫んだ。




「・・・・っぁ・・・秋斗ぉお!!」


聞こえる筈も無い声を。