裏切りの先で、あなたに出会った

視線を逸らしながら、どこか期待しているような仕草。




「……どう?」




くるりとこちらを向く。




「いい」




短く答えると、優衣は少しだけ嬉しそうに笑った。





「ほら、こっち」





ソファに腰を下ろし、軽く手招きする。




「……うん」





遠慮がちに近づいてきて、そのまま膝の上に座る。








自然と視線が合う。





「……近いね」





「そうだな」





「ドキドキする」





「俺も」





優衣の方から、そっと顔を寄せてくる。