ピアノの少年

 「あー怖かった。」

 とわたしが加奈の方を見ると加奈は

「あのひと、学校で怖いで有名な人だよ!どうするの?」

 私は動揺した、それはそのはず、シンプルな学校生活がたのしかったのに、目を付けられたら、終わりだ。

「今日は帰ろう、、、」

 わたしは加奈にテンションの低い声でいった。すると加奈は、「そうだね」といい、帰ることにした。
 明日、大丈夫だろうか。同じ学校、あの感じは、三年生か?見つかったらどうしよう。そんなことを考えていると、知らぬ間に寝てしまったらしい。なぜかいつもよりよく眠れたなと思い時計を見ると、とっくに11時を超えていた。余裕で寝坊だ。
 まあ、そこまで寝てしまったら逆に冷静でいられる。ゆっくり、しっかりと準備をして、家を出た。すると、学校に着いたのは12時近かった。
 教室に入ると加奈が元気に

 「夏海ーおはよ、でがこんにちはが(笑)」

 と言ってきて、寝すぎたな。と少し反省した。

 「てか、大丈夫だった?黒田音。」

 そういえば忘れていた。でも、特に何もなかったな。夜まで考えて心配して損した気分だ。ヤンキーだから学校に来ていないのかもしれない。

 「うん!全然なんもない!大丈夫」