慣れた手つきで頭に乗せられる。
青は姫条家を表す色だ。サファイアを乗せてくれたのは志乃さまの粋な計らい。
「……わかりました。じっくりと選ばせてもらいます!」
このキラキラな宝石たちの中から───私にふさわしいアクセサリーを!
それから何時間も美姫の間の扉が
開かれることはなかった。
「やっぱり青が多めがいいかと。ですが青だけだと味気ないですね」
「ピンクとか入れてみても可愛いわね!」
「ピンク……!!」
まるで着せ替え人形。
次から次へと宝石が変わって、その度に鏡の中の自分が別人に変わっていく。
色んなアクセサリーをつけまくって、3人で考えて。
最終的に選んだものは各アクセサリーふたつづづ。
それでも……多すぎるぐらいだけど。



