やさしい義弟を守る方法







ずらりと並ぶアクセサリー。

もうシャンデリアの光を反射して直視が出来ないぐらい数の。



い、いくらなんでも……。






「み、美世叔母さま……??
なんですか、このアクセサリーの量は?」

「何ってここから咲良に数点選んでもらうの!
そしてね、私がプレゼントするわ!!」




プレゼント……???
美世叔母さまが私に???



つい最近お母さんの宝石を売ってしまって、やっと一息ついたところなんだけど……。



次は増えるの??
いや、とてもありがたいけどね、ありがたいけども!






「咲良。あなたは当主よね?」

「…はい」

「これから色々なことが待っているわよ。他家への訪問、そして当主引継ぎ式」

「……」

「あなたは何も着飾らないで出るつもりなの?この世界は外見至上主義よ」




正しい。
頷くしか出来ない。