「飛鳥いってらっしゃい!!」 「はい。姉さんもお元気で」 今日はとても綺麗な晴天だ。 まさに私たちにぴったり。 「首席で卒業出来たらいいなぁ〜?」 「姉さんの望みとなれば」 「えぇー!!」 それ、望んでできることなの? 飛鳥にはてなマークを飛ばすと、またクスッと笑う。 車に乗り込んだ飛鳥は最後まで手を振って見送った。 「当主さま。お身体に障ります、戻りましょう」 「えぇ、そうね。やるべきこともたくさんあるし」 まずはお母さまの宝石でも売っちゃおうかしら。