今日は、学校の友達とお泊まり会。
ただし、『恋人がいない』メンバー限定。
少しだけおしゃれをして、クリスマス一色の街へ繰り出す。
今日の予定は、スイーツビュッフェでランチして、ショッピングして、それからみんなでお泊まり会。
予定を並べるだけで、なんだか年末らしい浮き足立った気分になった。
店内は、ふわふわでもこもこなパステルカラーであふれていて、自然とテンションが上がる。
白いライトに照らされた棚の上には、冬っぽいルームウェアや靴下、ヘアバンドが並んでいて、どれもやわらかそうで、触るだけで幸せになれそうだった。
「えっ、このクマ耳やばくない?天才かも」
「うちら彼氏いないのに、こんなの着ようとしてるのウケる~~」
「むしろ彼氏いたら着れないよ。これはもう『自分のため』だよね」
笑い合いながらパジャマを選ぶ友達たちの中で、私は少し遅れて手を伸ばす。
淡いピンクの上下。
袖口と裾に小さなレースがついていて、ふわっと広がるシルエットがやさしい。
……なんだか、あの人が好きそうな気がして。
「奏はどうする?これとか似合いそう~」
「てかさ、奏は見せたい人いないの~~~?」
「えぇぇぇ??パジャマを見せたい人???」
冗談まじりの問いに、思わず声が裏返る。
「もー奏、焦り過ぎだよー!」
「真面目すぎか!」
根拠のない想像で笑い合いながら、みんなと一緒にパジャマを選ぶ。
こういう時間、好きだなと思う。
誰も深い意味なんてなくて、でも、こういう軽いやり取りの中に、いちばん本音が転がっていたりする。
「……もー!」
そう言うと、また少し笑いが起きた。
袋に入ったパジャマをそっと抱きしめる。
誰にも見せる予定なんてないのに。
なのに、どうしてだろう。
家で広げる瞬間まで、少しだけ楽しみにしている自分がいる。
今夜、その人の夢を見そうな気がした。
ただし、『恋人がいない』メンバー限定。
少しだけおしゃれをして、クリスマス一色の街へ繰り出す。
今日の予定は、スイーツビュッフェでランチして、ショッピングして、それからみんなでお泊まり会。
予定を並べるだけで、なんだか年末らしい浮き足立った気分になった。
店内は、ふわふわでもこもこなパステルカラーであふれていて、自然とテンションが上がる。
白いライトに照らされた棚の上には、冬っぽいルームウェアや靴下、ヘアバンドが並んでいて、どれもやわらかそうで、触るだけで幸せになれそうだった。
「えっ、このクマ耳やばくない?天才かも」
「うちら彼氏いないのに、こんなの着ようとしてるのウケる~~」
「むしろ彼氏いたら着れないよ。これはもう『自分のため』だよね」
笑い合いながらパジャマを選ぶ友達たちの中で、私は少し遅れて手を伸ばす。
淡いピンクの上下。
袖口と裾に小さなレースがついていて、ふわっと広がるシルエットがやさしい。
……なんだか、あの人が好きそうな気がして。
「奏はどうする?これとか似合いそう~」
「てかさ、奏は見せたい人いないの~~~?」
「えぇぇぇ??パジャマを見せたい人???」
冗談まじりの問いに、思わず声が裏返る。
「もー奏、焦り過ぎだよー!」
「真面目すぎか!」
根拠のない想像で笑い合いながら、みんなと一緒にパジャマを選ぶ。
こういう時間、好きだなと思う。
誰も深い意味なんてなくて、でも、こういう軽いやり取りの中に、いちばん本音が転がっていたりする。
「……もー!」
そう言うと、また少し笑いが起きた。
袋に入ったパジャマをそっと抱きしめる。
誰にも見せる予定なんてないのに。
なのに、どうしてだろう。
家で広げる瞬間まで、少しだけ楽しみにしている自分がいる。
今夜、その人の夢を見そうな気がした。
