【blue】

カウンターを見るとさゆがサトシと喋っていた。


あたしはカウンターに向かった。


「あっー那智。ごめんね。ほおっておいて…彼氏が連絡入れろっていうからLIVE終わった後、外に一回出させてもらってた」


「あー、そうだったんだ」


「それに。涼太と一緒だったみたいだし…」


サトシが横を向いた。


「うん…」


「さぁ、もう一杯飲もうか!サトシ、モスコツー」


「へい、了解」