【blue】

「サトシっ。さっきの。何入ってたの?あたし酔って寝ちゃたみたいだよ」


「ごめん。お酒弱いの?ちょっとアルコール効きすぎちゃたみたいだな」


「synchronize聞き逃したし…」


まだアルコールが残ってるせいか、半分涙目になってた。


すると後ろから頭をポンポンとされた。


「何、涙目になってんの、お前」


「涼太」


「サトシなんかしたの?」


「いや、俺はなんにもしてないよー。ただ涼太が好きなカクテル作っただけで」


「あぁ…」


涼太は苦笑いした。