【blue】

パンを食べ終えて、2杯目のcoffeeを淹れる。


部屋は割と片付いているが人を呼んだのはかなり前だ。


彼が居た時も彼の部屋ばかりに、お邪魔していた。


あたしの部屋は落ち着かなかったらしい。


なんか寂しい雰囲気でも漂っていたのか…


ふと思い、涼太のコメントしていた雑誌を引っ張り出した。


『別に誰の為に歌ってる訳でもない』


『自分がやりたいからやっているだけ』


『ただ、なんつうか俺と同じような‥うーんこう、なんか寂しそうな奴が居たら…まっいいか、ハハハ』


あたしは、このコメント読んだ時もなんかハッとさせられたんだ。