「手出して」
涼太はひとつ、あたしの右手につけてくれた。
ひとつは涼太の左腕に。
そのまま公園を出た。
「お腹減った?」
「うん。少し」
「少しか…」
涼太は少し考えてからすぐ傍のとこで焼き鳥を買って来た。
「はいっ」
涼太から受け取ってそのまま歩きながら食べた。
「うまっ」
涼太はニッコリした。
あたしはなんだか時間が過ぎるのが嫌だった。
「どうした?まずい?」
あたしが焼き鳥を食べながらもどんよりした顔でもしてたのだろう。
「美味しいよ。」
「あははっ。したらその顔ないべ」
あたしが無理に笑ったら涼太が更に笑った。
涼太はひとつ、あたしの右手につけてくれた。
ひとつは涼太の左腕に。
そのまま公園を出た。
「お腹減った?」
「うん。少し」
「少しか…」
涼太は少し考えてからすぐ傍のとこで焼き鳥を買って来た。
「はいっ」
涼太から受け取ってそのまま歩きながら食べた。
「うまっ」
涼太はニッコリした。
あたしはなんだか時間が過ぎるのが嫌だった。
「どうした?まずい?」
あたしが焼き鳥を食べながらもどんよりした顔でもしてたのだろう。
「美味しいよ。」
「あははっ。したらその顔ないべ」
あたしが無理に笑ったら涼太が更に笑った。

