【blue】

流れる時間。

流れる音楽。

目の前に居る涼太。
周りの話し声は聞こえない。

「お前さ、今度一回、昼会わない?」

「えっ…?」

「再来週の土曜日。」

「うん…」

あたしは少し動揺した。

涼太とは勿論、ここでしか会った事がない。

どうゆうつもりなんだろう。