先輩の卒業♡

嬉しいけど♡
先輩の後ろ姿を見つめた。
先輩からもらったボタンはなぜか温かく感じた。

写真よりも価値あるかも。
私がもらって良かったんだろうか?
くじ引きで当たった感じに近いかも。
たまたまボタン取れそうだったから、言っただけなんだけど。

遠くで先輩が楽しそうに、写真を撮っている声が聞こえる。

ごみ捨て場にごみを捨てて帰ろうとした。

「山下先輩からボタンもらってて、羨ましいです」
突然後ろから、後輩に声をかけられてビックリした。

髪の長い可愛らしい声の子だった。

「え?」
驚いて固まる。

「私にそのボタン譲ってもらえませんか?」
その言葉に私は首を振った。

「必要ですか?」
強めの口調だった。