先輩の卒業♡

「私は牧野先輩のところに、行ってくるから」
そう宣言して、華帆は教室を後にした。

私は応援するしかなかった。

もう、先輩にはなかなか会えなくなる。
だから気持ちを伝えなくちゃ。
そう華帆は言ってた。

私はなかなかどころか、接点がない。
華帆はバスケ繋がりがあるからいい。
卒業しても会えるかもしれない。
私はきっと、一生もう会うことはないんだ。
先輩の自宅も遠いから見かけることもない。
今までもなかった。