すると、さっきまで黙っていた父さんがつさ口を開いた。
「…今まで、ずっと桜陽のために仕事をしていた。」
「でも、それが桜陽の寂しさを呼び寄せてしまった事を謝らせてほしい。」
そう言うと父さんが「ごめんなさい」と僕に謝った。
次に口を開いたのは母さんだった。
「あまりにも遅いと、身勝手だと、私も思う…けれど、最後はちゃんと親として償わせてほしい。」
母さんは真っ直ぐ、僕を見てそう言った。
そしてその横から、桜夏が手に何かのチケットを持って出てきて、僕の手にのせる。
そこには、水族館のチケットが二枚あった。
「お兄様とは、あまりお話をする機会はありませんでしたが、最後は特別な方と、共に過ごして頂けるよう、水族館のチケットをご用意しました。」
「特別な、人…」
「言ってくだされば、貸切にも致します。」
桜夏はそう付け足して一歩後ろにさがる。
僕は望月の方を見る。
望月も、僕の意志を感じ取ったのか、僕の方を真っ直ぐみる。
「…今まで、ずっと桜陽のために仕事をしていた。」
「でも、それが桜陽の寂しさを呼び寄せてしまった事を謝らせてほしい。」
そう言うと父さんが「ごめんなさい」と僕に謝った。
次に口を開いたのは母さんだった。
「あまりにも遅いと、身勝手だと、私も思う…けれど、最後はちゃんと親として償わせてほしい。」
母さんは真っ直ぐ、僕を見てそう言った。
そしてその横から、桜夏が手に何かのチケットを持って出てきて、僕の手にのせる。
そこには、水族館のチケットが二枚あった。
「お兄様とは、あまりお話をする機会はありませんでしたが、最後は特別な方と、共に過ごして頂けるよう、水族館のチケットをご用意しました。」
「特別な、人…」
「言ってくだされば、貸切にも致します。」
桜夏はそう付け足して一歩後ろにさがる。
僕は望月の方を見る。
望月も、僕の意志を感じ取ったのか、僕の方を真っ直ぐみる。
