夕焼けの空に、君を想う。

「約束したでしょ。」
一歩、近づく。
「一緒に叶えるって言ったじゃん。」
心臓が、強く鳴る。
「まだ生きてるじゃん。」
その一言が、刺さる。
「勝手に諦めないで。」
震えているのは、望月の方だった。
「私はまだ、諦めてない。」
その目は、真っ直ぐだった。
逃げられないくらいに。
「……なんで。」
小さく呟く。
「なんで、そこまで……」
すると、望月は少しだけ笑った。
「決まってるでしょ。」
一瞬、間を置いて。
「——好きだから。」
世界が、止まったように感じた。
心臓の音だけが、やけに大きい。
「……え……」
理解が追いつかない。