夕焼けの空に、君を想う。

僕も。
僕も、陽の光の下で歩いてみたい。
でも、ひとりじゃなくて。
大切な人と。
叶わないって分かってた。
でも、それでも、願う事だけなら許されると思ってた。
…なのに。

望月に出会ってしまった。
最初は、ただの通りすがり。
そう思っていたのに。
気づけば、
隣にいるのが、当たり前になっていた。
笑う時間が増えた。
寂しいって思う時間が、減った。
望月と、あの日泊まった時。
夢を話した時。
初めて、自分が必要とされている気がした。
____それが、怖かった。
失うのが、怖いから。
だから、距離を取ろうとも思った。
…でも、できなかった。