「なら、やんなくていいじゃん」
「''大切な人''なんだから見逃してよ」
「…そーですね。」
やっぱり、そういうとこだよ。桜陽。
私たちは最後の一口を頬張った。
「お会計は1570円です。お支払はどうされますか?」
まずい、財布を取り出すのを忘れていた。
焦っていると桜陽の手が私の横を通る。
「現金で、お願いします。」
「…ちょうど1570円、お預かり致します。」
「じゃあ、行こうか」
そう言って桜陽が手を差し伸べる。私はその手を握る。
外に出ると、もう太陽が沈み始めていた。
「ごめん、お会計…」
「大丈夫だよ。今日は僕の我儘聞いてもらっちゃったし」
「我儘って…」
そんな会話をする度に、終わりたくないと思ってしまう。
幸せな時間がずーっと続けばいいのに。
…でも、幸せな時間はそう長くは続かない。
「''大切な人''なんだから見逃してよ」
「…そーですね。」
やっぱり、そういうとこだよ。桜陽。
私たちは最後の一口を頬張った。
「お会計は1570円です。お支払はどうされますか?」
まずい、財布を取り出すのを忘れていた。
焦っていると桜陽の手が私の横を通る。
「現金で、お願いします。」
「…ちょうど1570円、お預かり致します。」
「じゃあ、行こうか」
そう言って桜陽が手を差し伸べる。私はその手を握る。
外に出ると、もう太陽が沈み始めていた。
「ごめん、お会計…」
「大丈夫だよ。今日は僕の我儘聞いてもらっちゃったし」
「我儘って…」
そんな会話をする度に、終わりたくないと思ってしまう。
幸せな時間がずーっと続けばいいのに。
…でも、幸せな時間はそう長くは続かない。
