夕焼けの空に、君を想う。

「君に夢はあるの?」

そう言われた瞬間。時間が止まった気がした。
「ゆ、め……。」
喉が詰まる。
夢。
そんなもの。考えたことも、考えないようにしていた。

私は''あの日''のことを思い出した。

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___小学生五年生の夏。
「ねぇ、今度の土曜日さ、どこか遊びに行かない?」
お母さんが嬉しそうに言った。
「えー、暑いじゃん。」
うなだれている私を見てお父さんは「まあいいじゃないか」と笑う。

結局、2人の圧に押され遊園地に行くことになった。
地方にある大きな遊園地。
「どう?楽しい?」