夕焼けの空に、君を想う。

あなたと目が合った瞬間。 心から美しいと思った。
触れたらふわっと散ってしまいそうな、
春の終わりに舞う、桜の花びらのようで。

「君に夢はあるの?」

そう聞いたあなたは、どこか寂しそうに笑っていた。
私は、その時まだ知らなかった。
あなたの笑顔の奥にあるものを。
あなたが抱えているものを。

…そして。
その問いが、私の人生を大きく変えることになるなんて。

私の醜い心も、あなたは認めてくれたから。

もし、あと少しだけ。
あと少しだけ、あなたと早く出会えていたのなら、
あと少しだけ、あなたと長く一緒にいれたのなら、

_______ 私は、あなたを救えただろうか。